女医の結婚相手は医師が大半?女医の結婚事情について〜その1〜

仕事のこと

先日の記事で、「夫が転職したいと行ってきました」という内容を書きました。

そもそも、女医の結婚状況ってどういった感じでしょうか。ぼんやりとした実感はありましたが、まとまった結果にはしていなかったので、今回自分なりに調べてみました。

結論としては、私の夫は非医療従事者なのですが、女性医師の中ではやはり少数派のようです。

この記事を読むとわかること

👑女性医師の結婚事情、離婚事情、結婚相手によるメリット・デメリット

女医の結婚事情は?

女医の結婚について、よく言われているのが「女医の3分の1の法則」というジンクス。この法則は、女医の「1/3は生涯未婚」「1/3は結婚後の離婚」「1/3は結婚を維持している」というものです。

少々前の研究データではありますが、男女別の医師・看護師の婚姻状況をまとめた論文があります(西ら, 2013年)。以下、引用です。


全体として未婚率が最も高かったのは女性医師で、約半数(47.9%)が未婚であった。男性医師は14.6%と最も低かった。 女性看護師は33.0%と、男性看護師の36.9%よりやや低かった。40歳未婚率を見ると、女性医師は28.5%と、これらの中で最高で、かつ唯一総数より有意に高かった。平均初婚年齢は、男性 医師は30.9歳、男性看護師は28.8歳、女性看護師は30.4歳と推定されたが、女性医師のみ34.9歳 と突出して高かった。このように、女性医師は、未婚率・40歳未婚率・平均初婚年齢すべてで 最も高い結果となった。

— 西基氏、医師・看護師の婚姻状況、北海道医療大学看護福祉学部紀要 No.20 2013

なぜ女医は結婚しないのか?初婚年齢がより高くなるのか?

では、なぜそのような結果になるのでしょうか。

約10年ほど前の研究のため、今とは少し状況は異なるかもしれませんが・・・傾向としては同じと思います。

そもそも、医者になるためにはまず日本では最短で18歳で大学入学、その後医学部で6年間勉強し、卒業後は多忙な研修医生活が最低2年間。そうこうしているうちに20代後半の婚活時期に重なり、その時期に出会いを求めるのが難しいかもしれません。

では、実際の出会いは?自験例を踏まえて・・・

では、私の周りではどうだったのでしょうか。結論から言うと、以下のようになります。

医師同士での結婚

→学生時代から交際、その後初期研修を終え、結婚。研修医同士で結婚する場合もあり

医師以外と女医の結婚

→初期研修を終え、専門科が決まり、将来の方向性が良くも悪くも決まった頃、婚活して結婚。

具体的な数を示しますね。と言っても、少ないNなので参考までに(*^^*)

結婚相手(人)
男性医師23
非男性医師
男性医師と結婚後離婚
非男性医師と結婚後離婚1
未婚あるいは不明12
合計45
私の知り合いの女医限定です↑あしからず(*^^*)
注意点!

この結果は、「現時点で私が知り得ている情報」なので、アップデートされている可能性があります。また、離婚後再婚した人は両方にカウントしています。

こうしてみると、結婚継続:結婚後離婚:未婚あるいは不明=10:1:4で、割と婚姻率は高いように思いますね。そして、やはり私の周りの女医さんたちの多くは男性医師と結婚していました

男性医師と結婚した女医さんたちは、多くは「学生時代からの付き合いを継続させて初期研修を終えて結婚するパターン」が多かったので、当時は結婚ラッシュに(笑)毎月結婚式にお呼ばれでした👗

一方で、非男性医師と結婚した女医さんたち(私もです)は、多くが「卒後研修を終え、自分の方向性・専門家が決まり、婚活あるいは病院とは異なる場所で出会い、結婚」というパターンのようです。

女医の離婚事情は。。

では一方で、離婚事情についてはどうでしょうか。

デリケートな問題なので、個人個人には理由を聞くことは難しいのですが、女医は一般女性に比べて経済力があるので、子供がいない場合は「性格の不一致」で離婚をする傾向にあるようです。

また、女医と結婚する相手は男性医師が多いということがあり、一般的には男性医師はそれだけでモテる(顔がいまいちだろうが、コミュ障だろうが(笑))ので、不倫や浮気に走りやすい・・・ということもあるようです(私の周りではいませんが、世間的にはそういったことはままあるようですよ)。

結婚相手によるメリット・デメリット

では、男性医師もしくはそうでない男性と結婚するメリット・デメリットを書いていきます。

メリットデメリット
結婚相手が男性医師☆同業者なので、忙しさへの理解がある
☆金銭面での価値観が合う
☆知識の共有ができる
★お互いに忙しくすれ違いがち
★男性医師の浮気問題(職場の誘惑)
★同業者ならではのライバル意識
結婚相手が医師以外の男性☆相手がホワイト企業勤務の場合、
家事などの分担が割と楽にできる
☆異業種の知識を得ることができる
☆一般常識を知ることができる
★金銭感覚が合わないことがある
★医師ならではの常識が通用しない
★仕事の話がしにくい
★管理人調べ★

では、結婚相手が医師の場合のメリットを見ていきましょう。

結婚相手が医師の場合のメリット1:同業者なので忙しさへの理解がある

医師という仕事は、診療科にもよりますが、大抵は忙しいものです。総合病院や大学病院などの勤務医では、働き方もある程度決まっているので、なかなかプライベートの時間をしっかりととることは難しいでしょう。超過勤務の概念すらなかったり、休日夜間のオンコールにも対応する必要があるかもしれません。

同業者の場合は、それに対してある程度の理解があると思われます。(注 個人差あり)

結婚相手が医師の場合のメリット2:金銭面での価値観が合う

医師は給与も高いですが、いろいろとお金もかかります。自己研鑽のための書籍や学会参加費、専門医更新のための諸々の費用など、最近はコロナでなくなったかもですが、いろいろな飲み会やプレゼント代も、医師は多めに払うようにと言われることも多いです。

書籍代や出張費などのこれらは、病院負担や研究費でまかなえる場合もありますが、医師は稼いでいる分だけ旅行や買い物など、ときにプライベートでも散財と思われるようなお金の使い方をすることがあるでしょう(自験例)。そのような場合でも「自分も使っているから、口出しはしないでおこう」として、理解を得られることが多いと思います。

結婚相手が医師の場合のメリット3:知識の共有ができる

いわずもがな、医学的な知識がお互いに備わっているので、注釈を加えなくとも会話が成立します。

昔一緒の病院で働いていた、先輩の美人女医さんの当時付き合っていた彼氏が銀行員かなにか(とにかく医者ではなかった)でした。彼女はこうぼやいていました。

美人女医さん
美人女医さん

「いい人なんだけど、今日の患者のカリウム値が6でさ〜」という内容の会話が通じない、とかそういうの面倒なことがあるんだよね・・・

この発言の意味としては「通常血液中のカリウム値は3.5〜5.0mEq/Lであるにも関わらず、それを軽くオーバーしたこの患者さんは、即入院が必要で、かつかなり深刻な状況です」ということですが、なかなか非医療従事者には理解しにくいのではないでしょうか。

では、次にデメリットも見ていきましょう。

結婚相手が医師の場合のデメリット1:お互いに忙しくすれ違いがち

メリットと表裏一体ですね。お互いにフルタイムで働く医師同士での結婚では、なかなかプライベートの時間をゆったりと一緒に過ごすことは難しいかもしれません。

お互いに、短い時間でもマメにコミュニケーションを取る丁寧さが必要かもしれません。

結婚相手が医師の場合のデメリット2:男性医師の浮気問題(職場の誘惑)

信じられないかもしれませんが、男性医師はそれだけでモテるんです。特に、職場の看護師さんから(笑)

私の友人の男性医師は、学生実習で通っていたとある総合病院の看護師さんから、「メアド教えて」「遊ぼうよ」とアプローチを受けたそうです。こういう話はよくあるそうです。

結婚していれば、大抵の男性は誘惑をはねのけられますが、中にはそうでない人も・・・

誘惑が多いと、それだけ事故になる確立もあがるということです(笑)

結婚相手が医師の場合のデメリット3:同業者ならではのライバル意識

医師とひとくくりにいっても、科はいろいろ。勤務場所によって給与もいろいろ。そして、研究成果をあげられるかどうかも、本人の努力・運などのいろいろな要素が絡み合っています。

医師同士であると、いろいろな形で見える成果の差が生まれ、男性の方がよりジェラシーを感じやすいようです。

少し長くなってしまったので、結婚相手が男性医師以外の場合は後日アップします

すみません、思った以上に記事が長くなりました(汗)

男性医師以外と結婚する場合のメリットデメリット・そして結婚相手を探すための方法については、また後日アップします。。

中途半端ですみません(汗)

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